ぬくもりの森の雑貨屋さんの雰囲気に魅かれて、
ぬくもり工房さんにお願いしました。

愛知県弥富市で2012年秋にカフェスペースのあるケーキ屋さんをオープンされた服部様ご夫妻。 お二人とも腕の高いパティシエでいらっしゃいます。オープン以来お客様の途切れることのない盛況ぶりとうかがい、お話をお聞きして来ました。

－－愛知県弥富市は浜松から随分離れていますが、どうしてぬくもり工房をお知りになったのですか？

奥様　：　14〜15年ぐらい前になるのですが、ケーキ・パン用品の産業展に大阪へ行ったとき、ぬくもり工房さんの展示があったのです。ケーキ屋やパン屋の建築のPRで出展されていたと思うのですが、浜松にこんな素敵な建物を建てるところがあるんだと思ってパンフレットをもらってきました。

－－14〜15年程前に大阪の展示会でぬくもり工房をお知りになったとはびっくりです。

奥様　：　そうなんです。でも、パフレットはもらってきたままずっとそのままだったのですが（笑）その後、10年前ぐらいになりますか、浜松に遊びに行きつつ、そのぬくもり工房さんを見に行こうということで足を運びました。あまりお金をかけられないので、ぬくもり工房さんの施工例の中にお金をかけずにすむヒントはないかなと思って見学したり（笑）。

－－一世一代の買い物ですから悔いを残したくはないですよね。ぬくもり工房にはどのようなお店をリクエストされましたか？

ご主人　：　ぬくもりの森の雑貨屋さんのような雰囲気が好きなんだけど、雑貨屋さんは狭い。でも、うちはせっかく土地が広いので、少し大きめのお店を建てたいと思いまして。広くて、予算も限られているけれど、ぬくもり工房さんらしい建物になればとお願いしました。

－－限られた予算内で、ぬくもり工房建築らしい建築の実現はできましたか？

ご主人　：　床はしっかりと木やタイルを使い、壁もぬくもり工房さん独特の漆喰を使っていますが、見えない所や目の届きにくい所は、うまくコストを抑えてもらっています。スタッフさんが色々と考えてくださって、ポイントはしっかりとぬくもりらしく仕上げ、予算に合う工夫をしてくださいました。

－－この建築で一番の思い出は何ですか？
とにかく予算が限られていましたので、屋根は欧風瓦風のスレートでお願いしていました。しかしぬくもりの森の雑貨ショップの「うろこ屋根」のことが忘れられず、なんとかフランス産の本物のうろこ瓦を使えないだろうかとぎりぎりまで悩みました。